江戸時代からマニキュアが!?マニキュアの豆知識

江戸時代からマニキュアが!?マニキュアの豆知識

意外と古いマニキュアの歴史

マニキュアの歴史(中国)

2017/05/19

ネイルサロンでおしゃべりしながら、可愛いネイルにしてもらうとそれだけでテンションが上がります。シンプルにマニキュアをつけるだけなのもいいけれど、やっぱり特別なときにはちょっと盛りたいものです。爪のデコレーションは最近流行りだしたこと、と思っていませんか。実は中国ではずっと昔から爪をデコっていたのです。

歴史を紐解けば1616年に建国された清の時代、宮廷に住む身分の高い女性たちはきらびやかなつけ爪を使用していました。清の時代を描いた映画で、女性が指に長いキャップのようなものをつけているのを目にしたことはありませんか。あれは、長く伸ばした自分の爪を保護するためにつけているものなんです。もちろん、きらびやかな装飾は本物のジュエリーです。シルバーやゴールドの台に彫金、色付けがなされたりと、趣向が凝らされていました。中国では指が細くしなやかな女性が理想とされており、指が長く見えるように爪を伸ばすことが必須でした。けれど、爪はそれほど早くは伸びてきませんし(一年で10㎝くらい)せっかく伸ばしていても折れたりかけたりするのでそのたびに整えなければなりません。そこで、守るためにつけ爪をしていたのです。ですから、宮廷の中でもつけ爪をつけることが許されているのは本当に限られた人だけでした。宮廷にいても働いている女性は爪を伸ばすこと自体がむずかしいですから、現実的には働くことのない女性、つまり貴族や王族の女性のみということになります。当初のものは長さも5㎝くらいのものだったのが、清朝も末期になると15㎝ほどのものをつけていたようです。

つけ爪の正式名称は指甲套(しこうとう)といい、金属製で中指・薬指・小指の3本につけていたようです。働く必要がないくらい裕福である、という象徴だったのですが、中国では伝統的に「女性が台頭すると政治が乱れる」と思われていたので、女性を働かせない、動かさないようにしようとする向きがあったのかもしれません。

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